ビジネスパーソンの価値

ビジネスパーソンの価値について考えた。




会社に貢献するとは、直接的又は間接的にでも利益に貢献すること。
新規顧客・取引先の開拓、折衝・交渉、案件受注、新たな技術・商品の開発、イノベーションの創出、ビジネスモデルの創出、事業の立ち上げ、業務改善・効率化・品質向上、社員教育、社内環境構築、属人化したノウハウを社内で共有出来る形にするなどなど。直接的、間接的にでも数字を動かす実績を意味するのだと思う。・・・数字って意味じゃ、芸能界も同じだなぁ。



企業でなく個人についた顧客を持ってる事。貴重なスキルを持ってる事。その人の代替が難しい事。自社から転職などで去る可能性が高い事(職場を自社に依存してない事)。
漏れてる物もあるが大体これらの事で、ビジネスパーソンの価値や、企業と個人との力関係が決まる。





要するに、誰でも出来る事にはあまり価値がない。たとえどれだけ貢献しようと誰でも出来るなら、対した価値ではない。むしろ貢献度が高いとは言えないのかも。
アウトソーシングBPOシェアードサービス、海外へのアウトソーシングなどで、企業がコアとなる業務でないものは、どんどん他社に任せて自社はコア業務に資源を集中する傾向がある。市場も年々数パーセントずつ伸びている。そしてクリティカル・マスを越えればより加速するのではないかと言う予測もあるようだ(産業省だったかな・・・)企業は社員の数がコア業務に必要な人数だけ必要になり、アウトソーシング会社はバイトやパートをたくさん雇う傾向が強くなりそう・・・。なので、自分の市場価値を意識したキャリアプランを考える必要性がより強くなる。





まあ、要するに・・・ビジネスパーソンとしての価値が低い人は、さらに低賃金になる可能性が増えつつある。不景気とは別に。株主への利益還元の影響とも別に。
例え、景気が回復したとしてもサラリーも同じように回復する事は傾向からまずなさそう。’02〜’07ぐらいだったかな、景気良かったみたいだけど、一世帯辺りの収入は’97年からの10年間で減り続け100万減。ただし、一世帯あたりの人数が減ってるので、稼いでる人数も減ってると思われる。(統計って鵜呑みに出来んよね・・・)





ただ、医師は良いね。士業だし、国から保険の分お金入るし、景気の少ないし、高齢化進むし。
あ・・・後、同じ努力をしても職種によって大きく収入が変わる。フロントなのかバックオフィスなのか。営業やトレーダーのように直接的に利益を出すフロント業務なら、個人の能力に対して利益が大きく動くので、その分収入も大きくなりやすい。総務、 経理、人事などの間接部門は直接利益を上げないバックオフィスなので経営者側からすると数字的に気になるのはコストダウンかな。まあ大きな利益増に結びつきにくいので、収入もそれなり。








・・・書いてると眠くなってきた。今日はこの辺で。
それにしても、職については子供の頃から、それ相応に教えていかないといけないような気がしてならない。低所得者の子供は低所得になりやすい。読みにくい名前だったか、当て字の多い名前だったかを付ける子供が多くいる学校は偏差値が低い。こんな事から、子供に掛けれるお金が少ない事とは別に親からの影響も多くありそうだと考えてしまう。



僕の甥と姪がどう育つのか気になる・・・。個人的に数学と英語だけは、苦手でも能動的に勉強して欲しいと思う。





もうひとつ・・・、ある本では、
最近ミスをしたか?
自分に異論を言う人はいるか?
この一週間で何を学び、学んだ事を言えるか?
どれか一つでもNOがあれば、危険サインらしい。どれも成長する上で大事な要素だね。