テレビで見たIT技術に驚いた

いくつか驚いた事があった。

文章の意味を理解するシステムがテレビで紹介されていた。大学の入試に受かるレベルの文章理解力を持たせるとか。図や絵などプログラムでは理解しずらい為、人がプログラムに理解出来る形に翻訳するようになる・・・のような感じだった。


文章の理解も単語から、人が連想するように教育する。人が失敗から学ぶように。googleの翻訳サービスが確か変な訳だったらフィードバックを返してほしいみたいなのがあった気がするが、それの延長なのだろう。・・・と考えるとテレビで見てる時はスゲーって思ったけど、そんなに驚く程の事でもない。ただ、人が考えるべき事の結構な割合がシステムに任せられるので、その分だけホワイトカラーの仕事も減ると・・・。
ああ・・・そうそう、悩んだ事があって、割と凄いスピードで進化してる印象を受けてしまったので、この先どうなるんだろう。例えば、プログラムも設計を渡せばシステムがシステムを作り、人は設計を担当。そして時が来れば、設計もシステムが。人は最上流工程やイノベーションの創出などシステムに持てない人が持つ独自の価値観で判断が必要な部分が中心に。
業界を捕らわれずに考えると、人は機械で出来ない物理的な事、エンターテイメントや営業や折衝、教育、職人、小売など・・・割と人が必要な部分は多いか・・・。
まあ、こう考えると上の仕事はシステムに取られ、下の仕事は海外や機械に取られ、割と仕事も大変になりそうな印象。




次に驚いたのは、今の続きで文章理解が出来るって事は、その後はコンピュータが自立して学ぶ事も出来る気がする。気にかかる事を言ってた人がいたのだが、クラウド上に自分自身の人格を作り上げるように、その内なり、自分の死後も孫やひ孫が自分と会話が出来たりするとか・・・。クラウド上にそんなの出来たら、世の中の偉人達との交流が出来るし、直接指導もして貰えるようになると、凄い・・・。それが実現する頃には翻訳機能も相当精度が上がっているだろうから、日本語一つで、世界の偉人と直接話せる。死んだ人と話すのは違和感があるし、なんか尊い価値観も失いそうだが・・・。



その次に驚いたのは、脳波を感知して車椅子を操作するとか、テレビのチャンネルを変える事がすでに実現している。今後は、頭で考えてる事を直接他人の頭に流し込めるようにするようだが・・・これは実現できる要素技術的が出揃ってないと思うので、だいぶ先の話になると思う。



他には株取引をシステムで数年前から自動で行っているのだが、ちょっとした歯車の違いで、市場で実際に動いてる複数の自動取引システム同士によるミリ秒単位(?)の取引で数秒の間の瞬間的な大暴落が起こっていたようだ。小さい物も数えると今までに100回を超えるとの事。



たぶん、これをウェブ上のニュースで見ると、感動は小さいのだろうけど、テレビで見ると感動がでかい。普段、テレビ見ないから余計かも。



しかし・・・コンピュータが人の心まで再現したら・・・究極、考えられる事をすべて全自動化したら、人の仕事って何が残るのだろうか?芸術ですらコンピュータが人の脳が一番感動するような作品を作ってしまいそう。
テクノロジーは凄い速さで進歩するが、人の心は・・・なんて言われるが・・・。なんか色々考えてしまう。まあ、先の事過ぎるから明日には考えてないのだろうけどね。