知識の汎化

自分にとって、どうでもいい仕事があったとする。
その仕事が効率化され、短時間で処理が終るようになっても対して、自分に恩恵はないとする。



ただ、そんな仕事も自分で効率化を行うと、効率化のポイントが分かる。要素を抜き出しフレームワークを作ると汎化させる事ができ、共有化にも役立つ。似たような仕事が少ない場合、抽象度を上げれば良い。
こうする事で、チーム内、部署内、全社内などと知識を広げる事が出来る。これが会社として環境に対応する事であり、ナレッジマネジメントであり、組織として成長すると言う事であると思う。
また、個人で突出したスキル持った人が会社の方針として対応するのは、会社としての対応ではあるが、本質は個人が対応してる事になる。
属人化された知識を如何に共有するかが、組織としての成長と言える。



組織、部署、チームに必要な要素や枠組みなどを抽出しようとした時、分からなければ本を読むだろうが、本を読んだ所で実務に直接は繋がらない。
ほとんどの本は、自分の仕事にピッタリの事例は挙げていなかったり、抽象的であったり、必要な要素はピックアップされた上で話が進められる。



一番大事な部分は、要素のピックアップ。これがあれば、PCDAサイクルを回す事が出来る。逆に欠けていたり、なければどうする事も出来ない。この部分は本には直接的に書かれていないが、その本の抽象的な考えを実行する為には、どんな要素が必要かとリバースエンジニアリングを行うような考え方が必要だ。
要するに、直接その考え当て嵌めようとするのではなく、その考えに至った経緯を考えると必要な物が自ずと見えてきて、必要な物の共通点を自分の仕事に活かす。上手く行けば汎化すれば良いし、自社に最適化されたフレームワークも作れば良い。




経営戦略やマーケティング、マネージメントなどの本を読んでいて、こんな事を感じた。すべき仕事をする最低限の知識は必要なものの知識の量より、ロジカル思考と選別眼やアイディア勝負だなぁと改めて思った。後、情報交換も抜けてた。はやり、個人が得た有益な情報を共有すると、各人の知識もガンガンと上がっていく。類は友を呼ぶと言うが、こういった情報を共有しようとする人達が集まるとビジネスシーンだけでなく、様々な部分で有利になる。









やっぱり、メモだなぁと思う。具体的に書く事が非常に大変だ。具体例を書こうとすると、なかなか出てこない。かと言って自社を事例には出来ない。掘り下げて書くと、かなり長文になるから時間がかかり過ぎる。
かと言って、このままじゃ人には伝わりにくい。やっぱりメモだなぁ。