飲み会と笑い

今日は飲み会があったのだが、今回は早めにソフトドリンクに切り替えた。すると、頭が思ってたよりしっかり働き、普段では何気なく聞いていた場の話がどのように構成されているか考えが浮かんできたので書いてみる。





笑いについて
予想外の事が起きた時に、笑いが起こる事を前提とする。以下の論文を参考にする。ただ、少し酔った状態で笑いについて軽く読んだだけなので、疑問もある状態だったり、勘違いもあるかもしれない。
【システム論アーカイブ
http://www.systemicsarchive.com/ja/a/laugh.html



飲み会の場において、数人の会話を分析してみた結果、ある物事に対しての比喩、別の物事との当て嵌め、デフォルメ、誇大、逆の表現をする事、吐露する事、突拍子もない発言などで笑いが起こるケースが多く見られた。
これは、その表現などによって今まで知っていた物事が意外な形での理解になる為、笑いが生じたように思えた。


今回のパターンとしては、意外な理解⇒その理解に対しての反応や感想⇒さらにそこから派生した意外性や別の意外な理解となる表現⇒・・・と構成されていたケースが多かった。意外性のある理解の出現頻度によって場の盛り上がりが変わったりする。
また、人によって比喩を多く使う、突拍子もない発言を多くするなど発言の内容に傾向があった。




場を盛り上げる為に、意外性を作り出すには、学術的な事や建設的な話題については、知識量が必要であったり、論理的な思考をする必要があったりと、頭をフル回転させるような話題は向いていない為、話の本筋自体は頭を使わずに済む内容が多く選ばれているという傾向がある。(中には小難しい話や語るのを好む人もいる、僕もその傾向が強い)これは意外性を使う方に頭を使いやすい、又は知識量に左右されずついていけるなどの理由があるからではないかと思えた。
意外性と言う面では、その人自身の普段見せないパーソナリティが見えるのも面白い。



その他として共感、期待感などでも盛り上がりを見せるが、それについて分析出来てない。他にも意外性によって驚く、逆にスベって冷めるなどの別の感情についても不明。たぶん、推測する為に必要な情報はある程度システム論アーカイブとかに書いてそうだが。
少し話が変わるが、これを映画のワンシーンとして観客が見て、話の理解に必要な知識があった時、同じように笑えたりする事はなさそうな気がする・・・この理由を内輪ネタなどだからなど言う事をよく耳にするが、その辺も気になってきた。





そろそろ寝る・・・頭が痛い・・・