すごく楽しみにしてた亀田興毅の試合を見た!

とにかく色んな意味で良い試合だった!
試合を見てると、つい自分が試合やってるぐらいの気持ちになってるし、
かぶりつく様に見てた!


そう言えば、番組始まって試合が始まるまでの時間が長かったな(笑)
7時半から番組始まったから、8時には始まるのかと思ってたら、
途中で安住アナが「もう間もなく始まるので腰を据えて見る用意を」とか
言ってるから、ああ、8時半から始まるのかって、でも、中途半端な時間だなぁ・・・
もしかしたら、9時開始じゃ・・・って思ってたら、やっぱ9時からだった(笑)


その間に、変なパンチもらって、ダウンしたり、試合が長引くと怖いな、とか
あの興毅さんのラッシュが決まれば気持ちいいな、とか
兄弟、親父、ファン、自分の大言、色んなプレッシャーで興毅さんが
緊張してるのが見て取れた。気を集中してたのか、カメラと目が合った途端、
一瞬固まったんだよね。そりゃ、プロになってからキャリアが浅い上に
あれだけのプレッシャーだもんな・・・普通なら足も自分の意思とは裏腹に
振るえ上がって、抑えるのが大変だったかもしれない。


そういや、亀田の親父さんって、俺の親父にちょっと似てるかもとか、あの体格、
雰囲気や話し方、しかも二人ともボクシングやってたし(笑)
亀田兄弟も俺の兄弟も小さい頃に空手・・・だからなのか、めっちゃ親近感も沸くかも。
まあ、そんな事を考えながら・・・


そして、いよいよ試合が始まった!
出だしは、まあ興毅さんが隙あらば、攻め込むぞって目が、いつもの様に早めに決着つけれる
かなって、ドキドキして見てると、1Rの最後に興毅さんがダウン!!!
2R目に気がついたんだけど、二人ともサウスポー!
キャリアが浅い分、興毅さんに不利に影響しそうだ・・・
俺もサウスポーの相手が凄くやりづらいから余計にそう思うのかも。
やっぱりオーソドックスとサウスポーだと攻略の仕方が全然変わる。


3〜7Rでは、興毅さんがいいパンチ出してるものの、ランダエタ選手の長い体を前に
出してディフェンスされると、ボディが凄く打ちにくい・・・
「こりゃ、厄介じゃのぉ〜」「前にもっと出ろ」とか俺も親父さんの気分に(笑)
さらに、相手のパンチが興毅より遅いんだけど、重い上、スタミナが温存出来る打ち方になってる・・・
一方、興毅さんは、早くて衝撃は強いけど、ボディにはダメージ残りにくい感じがする上に
スタミナの消費が激しい!
物凄く嫌な予感がして来てた・・・
早く勝負着かないかなって、もうソワソワ、ソワソワしてた。
なぜか俺もファイティングポーズになってたり、動きの確認してるし(笑)
さっきまで尿意なんて、もう気にならないって感じでした!


8Rで、なんと興毅に好機が!(笑)
ラッシュが入って相手をロープに追い込んで、ダメージもいい感じに与えたんだ^^
でも、ランダエタ選手の切り返しが上手くて、逃げられた・・・それはもうショックだったよ。
でも、このラウンドで興毅さんが、ラッシュをきっかけに自分に合った前に出るやり方を掴んだのか、


9Rでは、上手く前に出れていた!多分、時間も余りない事も後押しになったのかも!
でも、ランダエタ選手も、前のラウンドで劣勢になりつつあり、焦りが見える。
お互い手数が増えて、下手すれば、すぐに勝敗が分かれそうな雰囲気に・・・
でも、興毅さんがラッシュ受けてたら、俺にはダウンしてる姿しか想像がつかなかった。
ディフェンス面では、ランダエタ選手の方が上手いし、スタミナも温存してる。
それから、この時点で判定になると俺は興毅さんが劣勢に感じていたからだ。


そして、11Rでは、興毅さんはクリンチで逃げるのが精一杯状態に・・・
最終ラウンドは、もうスタミナもダメージも凄い状態で、興毅さんは
上手く立ち回っていた・・・もうダウン奪う力もないだろう。
こうなれば、自分がダウンするつもりで、相手のダウンを狙う所が見たくなっていた・・・
残り1分になっても、30秒になっても、ラッシュをかけず・・・いやもう立ってるだけで
辛かっただろう・・・そして、ラスト10秒でラッシュをかけた時、ランダエタ選手の
クリンチ・・・試合終了・・・


これは、残念だけど判定負けだなって俺は覚悟した。
どうしても勝って欲しかった・・・
一人目のジャッジは10点差ぐらいだったかな、結構開きがあってランダエタ選手へ・・・
やっぱり、このぐらい開きは出るよなって思った。
そして2人のジャッジは・・・僅差で興毅へ!!!
まさかの逆転勝利だよ!


亀田興毅は泣いた・・・なぜか俺も泣いてた(笑)
興毅さんは、でも、試合後のコメントで「不細工な試合になってすいません」って言ってた。
俺もそう思うし、本人も納得のいく試合内容じゃなかったって後で思うと思う。
でも、俺も嬉しくて、取り敢えず、そんな事どうでも良かった!
これからも亀田興毅が楽しみだ^^
と思いながら、速攻トイレへ駆け込む大北太地でした(笑)