感動!車椅子バスケ

車椅子バスケをやってる人達がテレビで紹介した番組を見た。

泣けた。障害者としての生活や差別はもちろん。それに対する彼等の生き方は素晴らしく感動的なドラマであり、リアルだからこそ、考えられさせる事はいくつもあり、何よりも深かった。
僕の気が付かない彼等のならではの見えない苦労なんて知っちゃうと、彼等に対する見方は、また今までと違った物になる。
僕が右膝の半月板を悪くした時も一年は、かなり色んな事に気を使う生活なった。膝を負担軽くする為に歩く衝撃を常に押さえた歩き方。

膝からの負担で腰などに痛みが出たり、立ち仕事が出来なくなったりと、障害者のレベルには程遠いのに、こんなだからね。

当事者にしか分からない苦労はいくらでも出てくるだろう。
中でも一番衝撃を受けたのが『障害者になった本人より兄弟への影響の方が心配だ』と医者が言った事だ。
ある障害者の弟が家に友達を呼ばなくなった。弟は見られたくないって思うよね。特に思春期なんかだと。
弟が兄の車椅子を倒すぐらい殴った喧嘩もあったみたいで、弟が『俺だって辛いんだって言うのと、悪い事したなって、俺、泣いてました』

みたいな事を言ってた。
親父さんが言うには普段泣くような奴じゃないんだってさ。

障害者の兄はその頃に車椅子バスケをやり始めたらしい。

パラリンピックや日本代表になったら、兄弟が自慢できる兄になれるかなって。
僕はここで泣いちゃった。かっこ良すぎです。
それまでに彼の頑張ってる姿を見てる分、余計泣けました。

それから、自分にもやっぱりリンクしちゃって。
僕には兄弟が二つ下に弟、三つ下に妹がいるんだけど、兄弟にとって、いや、家族にとって僕は到底自慢なんか出来ない。

23歳でハタから見れば、ただのフリーターだよ。
家族やバイト先など周りの人に、どれだけの迷惑や心配をかけてるやら。

そして、世間の厳しい評価受ける。それに慣れる事も無ければ、終わることも無い。

勿論みんなにある事だが、障害者の世界と芸能界は露骨に出るからね。


今日は彼等の事、ちょっと知れて良かった。